【読書】ゆるくても続く 知の整理術

ゆるくても続く知の整理術

著者︰pha

お気に入り度 ★★★

 

 

直近で読んだ本について紹介します。

 

大人になってから勉強されている方はいますでしょうか。

子供のころと違って強制されることも少ないので(仕事以外では)、意外と勉強してないって方が多いのではないでしょうか。

日本人の大人は先進国一勉強していないなんて話もあります。

 

この本はそのような現代においてどのように知識を得ていくべきかといった本となります。

勉強とは、「机に向かって、ノートを広げて」と考えている方は是非読んでみていただきたいです。

  

【本のポイント】

著者は一番のベースとして3つのポイントを挙げています。

「習慣の力でやる」

「ゲーム感覚でやる」

「楽しいことだけをやる」

 

やる気をすごい出さなくても勉強できるようにする

勉強をするということに対するハードルを下げるといったことがポイントとなります。

いやいややっていても身につかないので、こういった風に考えて楽しくやりましょう、といった内容となります。

 

「1章 情報を整理するインプットの技術」

こちらは情報の取り入れ方が紹介されております。

紙の本に限らず、ネットからの情報の取り入れ方で「twitterでお気に入りのキュレーター(情報を整理して発信してくれる人)をフォローする」といった方法が紹介されているのも面白いです。

 

「2章 頭を整理するアウトプットの技術」

アウトプットをすることで、より頭の中が整理され、記憶の定着が図られるとの内容です。

推奨されているのがtwiitterやブログを書くこととなります。

私が今現在ブログを書いていることの目的の一つがこのアウトプットです。

 

「3章 だるさを解消するモチベーションとスケジュールの技術」

どうしても週末だれてしまい、本を読む気も起きないといったこともありますよね。

その際のどのようにやる気を出すかといったことが書かれています。

最後にこんな文章が書かれています。

「どうしてもやる気がしないときは、「自分は本当にそれをやるべきなのか」ということを考えたほうがいいかもしれない。」

本当にやる気が出ないのだったら、やらなくてもいいことなのかもしれないですね。

 

【おわりに】

日本人って真面目ですよね。

本を買って読み終えることができなかったら、「なんて自分はダメなんだ」なんて思ったりしませんでしょうか。

 

「何か勉強するときは、本を5冊くらい買って、自分に合うものを2冊ほど読み、他は捨てればいい」と誰かが言っていたのを思い出しました。

自分に合わない本を無理に読む必要はないですよね。

いまはいろんな人が同じような本を書いているので、自分に合ったものを選んでいけばいいと思います。

(そのために、大きい本屋さんが近くに欲しいです…)

 

最後に同じ著者の「しないことリスト」という本もお勧めします。

現在読み進めている途中ですが、常識に縛られない一つの考え方を知ることができます。

(内容的に「知の整理術」とかなり被っている部分も多いですが)

 

ではでは